[0]酔いどれ戦記
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2008/05/30(金)ぜんた〜〜いっ、水魚のポーズ!!
酔いどれヒーロー
仕事からの帰り道。水溜りを見ていたら遠い昔のことを思い出した。

「湖」って「みず・うみ」と思っていた時期があった…。
「信号無視」って「信号・虫」だと思ってた時期ってないっすか?

むかしむかし、「ファミリーコンピューター」が世に出るより前に
『ゲームセンターあらし』という漫画があった。
主人公の少年 あらしが数々の敵とゲームで戦いを繰り広げるという
物語だ…ってタイトルのまんまじゃん。

このマンガの魅力の一つは、やはり少年漫画らしく、現実ではありえない
ド派手な「必殺技」にあるだろう。
ファミコンが出てから「裏技」が探求され雑誌で紹介されたが、
『あらし』はそんな「実用的」な技・情報を紹介する機能重視な場ではなく、
熱き血と魂の熱血スポコンの路線である。

猛特訓の末、燃えるほどコマを高速回転させる技を身につけ、
ゲームのコントロールレバーをコマに見立てて高速操作をさせた
かの有名な「炎のコマ」!
これを繰り出すとパックマンがいつの間にか無敵ダンゴを食べてて、
ゲームではありえない超高速移動をして、画面上の敵を一瞬で全て
喰らいつくし、高得点をたたきだすのだ!!
他にも「エレクトリックサンダー」や「スーパーノヴァ」など
見た目に派手でかっこいいネーミングのものから、「出っ歯神経リモコン」や
あらしの母親の「ノーブラボイン打ち」といった語呂や強烈なインパクトを
求めたものまで、子供たちのピュアなハートをドライブさせる技が満載だ。
(興味があったら ググって下さい。)

さて、あらしの必殺技の中に「月面宙返り」というこれまた有名な技がある。
マンガではあらしが技を名乗って繰り出す場面で「月面宙返りーーっ!」
との吹き出しがついているのだが、その「月面宙返」の上に
「ムーンサルト」というルビが振ってあり、ずーっと
「ムーンサルトりーーっ!」だと思っていた。
後にアニメ化され、TVであらしが「ムーンサルトーーっ!」って言った時は
だまされたと思ったよ…。一つ大人の階段を上った瞬間だ。

と、オチまで長い振りでした。

ちなみに、『ゲームセンターあらし』の作者、すがやみつる先生は
昔 仮面ライダーシリーズのマンガ版を書かれていて、そちらの
ライダーも大好きです。
(ダイナミックプロみたいな首チョンパシーンもあって。)

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